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「静かにしてください。これから星宮高等学校の入学式を始めます。」
ついに入学式が始まった、学校生活が始まったと春香は心に抱いた。
「まず始めに、星宮高等学校1年1組、相田 諒さん。1年代表で挨拶のお言葉をお願い致します。」
1年1組?
私のクラスだぁ。
あっ、カッコイイ。
相田諒は、マイクを手に取り挨拶をした。
「おはようございます。
1年1組、相田諒と申します。
本日私達1年生は星宮高等学校に無事入学いたしました。
無事入学出来たのも周りの人達が助けてくれたおかげでもあります。
これから入学を迎えるにあたり色々と迷惑をかけるかもしれません。
しかし、入学したからには、色んな人と仲良くし、協力し、努力をし、成長していくのが我々の使命でもあります。
悔いのないように頑張っていきたいと思います。これから、卒業するまでよろしくお願い致します」
うわ~、言うこともカッコイイ。
一目惚れしちゃったかも。
「ありがとうございました。次は校長のお言葉ですが、事情がありまして出られなくなったとのことですので誠に短い入学式でしたが終了とさせて頂きます。」
はやっ………。
なんていう早さ…。
もう終わり?
「1年生は入学式記念撮影を行いますのでこのままお待ち下さい。
担当のものが誘導させて頂きます。」
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