正義のオカマ軍団~ちょっと!チ○が出てるわよ!~

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「──へぇ~、そんなことが」 「そうなのよぉ~……やべ」 綾花さんの喋り方がうつった気がする。 ──ここは、大学の食堂(カッコよく言うとカフェテリア)。 講義が終わったオレは昼飯を前に友人の杉田とだべっていた。 「でもい~よな~!キレーなお姉さん達に囲まれてさ~!」 「ぶッ!キ、キレーって……オカマだぞ?!」 「だってそこのお店、みんな美人サンだってウワサだぜ?」 「ウッソォ?!絶っっっ対ありえないっ!!」 「なんでそんなに否定すんの?い~よな~!俺もキレーなお姉さん達に囲まれてみてー」 「お姉じゃなくてお兄だから!」 ダメだ、全っ然わかってない。 杉田は甘く考えすぎてんだよ。 オレんちに来てみろ、死ぬぞ? .
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