すくらんぶる☆

思い出

私なりに一生懸命考えた。　

彼の本音が聞きたい。

告白されたのは事実としても好きになるとか付き合うとかは多分ないだろう。

お祭りは楽しかった。
彼も大喜びで私を家まで送ってくれて最後にはキスまでくれた。

考えるのが苦手な私は‘諦め’へと足を向け始めた。　

翌日…

仕事の休憩時間に携帯を開き和也へのメールを作った。

『一緒にいたいって言ったのは私だけど、和也に気持ちがないまま一緒にいるのは辛いよ。だから自分を守る為、自分が大切だから和也とは二度と会えない。ごめんなさい。それと、今まで沢山の幸せありがとう。さよなら』

深いため息をついて送信ボタンを押した。

するとすぐにメールが来たけど私は読まないで削除した。

思ったより傷は深く夜は眠れない程和也との思い出に苦しめられた。

失恋とは恐ろしい。

翌日体調も崩してしまい青い顔で職場へ行って、倒れてしまった。