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「もうしわけない!
まさか凪を助けてくれた方だったとは……
しかもそんなお方を遊女呼ばわりしてしまうとは!!
あ、失礼、自己紹介がおくれました。
わたくし田中と申します。
凪からは、セバスという愛称で呼ばれております。」
事情を聞きセバスは慌てて謝罪をした。
割と丁寧な言葉遣いをしたがかなりガタイのいい男なので威圧しているようにも感じる。
「う、うむ、あちきは支倉 千代
気には、しとらんしてええでおす
それよりも当主に合わせてくりゃせんか?」
「主にですか?
・・・まぁ、凪を助けていただいたお礼もしなければなりませんし
良いでしょう。
では、屋敷へ行きましょう」
一度あごを撫で考えた後
田中は千代を屋敷へ案内することにした。
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