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「ぁう~ごめんなさい、お父様、お母様。」
「お外にはね~
危険が一杯なんだから~
気をつけないといけないのよ~」
凪がしょんぼり顔で反省すると、
女性・・凪の母親は、すばやく凪の近くに移動し凪の頭を撫でながら言った。
「ところで田中、そこのお嬢さんはどなただ?」
男性・・凪の父親は涙が止まると
千代について田中に聞いた。
「こちらの方は支倉千代という方で凪を助けた御方のようです。
主にお会いしたいとのことでしたのでご案内しました。」
「おお!そうだったか、田中!
凪の恩人なら椅子に座らせないか!」
「これは、配慮が足らず申し訳ない。
支倉様どうぞこちらに……」
田中は、急いで椅子をひき、凪の父親達の対面の席に座らせた。
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