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まあそれは、{以前は}と言う言葉が付くが。
現在は付与師と言われる者達であれば、晶石に力を込めることができるのである。
ただ、その素質がある者は非常に少ない。
なので、人工的に作られる晶石は、一般には出回らないのである。
ただ、この晶石は、放術師ならば扱える。
放術師は付与師と違い、一般にも少数だが存在する。
それらの者達は、体内に雷晶石が精製されており、その力を使用して水火風の晶石から力を取り出し使用するのである。
主に戦闘などで使用されることが多い。
特に火や風はそうである。
水晶石は、水筒などの替わりに使用されることが多いようだ。
放術師は旅人が多く、彼らは旅で使用する水晶石を欲するので、需要が高い。
また、風晶石と併用すれば、氷の力を使用できると訊く。
但し熟練の放術師が、ある方法を使用する場合のみらしいのだが…
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