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道を歩きながら、ダリルはロゼッタに尋ねる。
「今日の予定は、どうなってるんだ?」
「そうだねぇ。
まずは、2人を部屋に案内するよ。
その後でダリルには、鍛冶仕事を少し手伝って貰おうか。
カリンには、昼食の仕度を頼もうかねぇ。
乾麺を用意しているから、乾麺を湯がいて、何か作っておくれな。
期待してるから」
そう言って、ニヤリを笑う。
(ううううっ。
プレッシャーだよぉぉぉっ)
カリンがそう思っていると、ダリルから助け舟が出る。
「いや。
昼食は皆で作ろう。
カリンにも、鍛冶場へ来て貰いたいのでな」
ダリルが、そんな事を言う。
「?
それは何故だい??」
ロゼッタが不、思議そうに言う。
「それは、此処では言い辛いのでな。
説明は、家に着いてからだ」
そう告げられ、不審に思うロゼッタであった。
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