ハント11

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6人はとりあえず、ロゼッタの借家へ移動。 ロゼッタは家に着くと、迷うことなく食料庫へ。 ついて来たファマル達は、食料庫へ連れ込まれ、困惑している。 一方、ダリルとカリンは、驚いている。 「ロゼッタ。  良いのか?」 ダリルの問い掛けの意味が、ファマル達には理解できない。 食料庫に入るのに、良いも悪いもないであろう。 訳が分からず、首を傾げる。 まぁ、普通の反応と言えるであろう。 「ああ、構わない。  一緒に狩りへ行った仲だからねぇ。  しかも、命懸けの戦いをね。  それに鍛練を通して、彼女達のことは理解してるさ。  (信頼できる)と、思っているんだよ。  ただ、リンガル達だったらダメだけどねぇ。  まぁ、ジュリーだけは、別かしらねぇ」 「ふむ。  ロゼッタが許可するのなら、俺が口出すことではない。  ロゼッタの判断に任そう」 2人の会話を聞き、不信に思ったファマルが尋ねる。 「食料庫に、何があるってんだい?」 「黙って、ついて来な」 取り合わずに、ロゼッタは進む。 半地下の食料庫へ入り、奥扉の鍵を開ける。 すぐにドアを開けて、中へ入った。 (何があるんだろう)と、考えていたファマル達。 続けて入るが、燻製肉やハム、チーズなどの、保存食があるだけだった。
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