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6人はとりあえず、ロゼッタの借家へ移動。
ロゼッタは家に着くと、迷うことなく食料庫へ。
ついて来たファマル達は、食料庫へ連れ込まれ、困惑している。
一方、ダリルとカリンは、驚いている。
「ロゼッタ。
良いのか?」
ダリルの問い掛けの意味が、ファマル達には理解できない。
食料庫に入るのに、良いも悪いもないであろう。
訳が分からず、首を傾げる。
まぁ、普通の反応と言えるであろう。
「ああ、構わない。
一緒に狩りへ行った仲だからねぇ。
しかも、命懸けの戦いをね。
それに鍛練を通して、彼女達のことは理解してるさ。
(信頼できる)と、思っているんだよ。
ただ、リンガル達だったらダメだけどねぇ。
まぁ、ジュリーだけは、別かしらねぇ」
「ふむ。
ロゼッタが許可するのなら、俺が口出すことではない。
ロゼッタの判断に任そう」
2人の会話を聞き、不信に思ったファマルが尋ねる。
「食料庫に、何があるってんだい?」
「黙って、ついて来な」
取り合わずに、ロゼッタは進む。
半地下の食料庫へ入り、奥扉の鍵を開ける。
すぐにドアを開けて、中へ入った。
(何があるんだろう)と、考えていたファマル達。
続けて入るが、燻製肉やハム、チーズなどの、保存食があるだけだった。
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