ハント11

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翌朝、ダリルとロゼッタは、早朝鍛練を終える。 そして2人は、他のメンバーを起こす。 皆で朝食の支度を行い、朝食を摂った。 いよいよ、ザルガ討伐である。 朝食を終えた一行は、ギルドへ向かう。 ギルドへ着くと、ダリルが受付へ向かった。 受付嬢は、ケイトである。 「おはよう。  ザルガ討伐チームの集合場所を、教えてくれ。  ギルドの何処へ、行けば良いんだ?」 そう尋ねると、ケイトが呆れて言う。 「集合場所は、ギルドじゃないわよ。  また、連絡がされてなかったのね。  全く…  ザルガ討伐隊ね。  ちょっと待って。  えっと…  ザルガ討伐隊は、グアホートが率いているわね。  街の外だわ。  街道の一本杉に集合ね」 「ふむ。  街の外か…  調べてくれて有り難う。  では、移動するか」 ダリルは、文句も言わずに去ろうとする。 そんな彼に、ケイトが済まなそうに告げる。 「申し訳ないわねぇ。  今、ギルドは混乱状態なのよ。  担当には、良く言っておくから」 それに対し、軽くてを上げ応じる。 そして、そのまま移動するのだった。 ダリルはメンバーに、集合場所がギルドではないことを告げる。 すぐに、街道の一本杉を目指して移動した。 その道すがら、ダリルはメンバーへ告げる。
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