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「ザルガ討伐隊を率いているのは、グアホートと言うランカーだ。
俺とカリンは、前に会っている。
ファマル達もだったな」
「ああっ。
あの時のランカーね」
ダリルが、頷いてから告げる。
「俺達は、しばらく彼らと行動を共にした。
グアホートは、2人のランカーとチームを組んでいた。
確か名は、アーザンゼスとリュートランだったか…
結構、腕の立つハンターだった。
リーダとしては、申し分ないだろう」
ロゼッタが不思議そうに、ダリルに尋ねる。
「確かにグアホートは、腕の良いランカーだわねぇ。
アタイも、そう聞いてるよ。
けど…
何で、アンタ達が彼らと?」
「以前のことなのだがな。
俺達は、プラティオン鉱などを納品したんだ。
そのことを知ったのだろうな。
尾行する者が現れたんだよ。
そして、不届き者もな」
「ああ、なるほどね。
それらを、取り締まるためにか…」
「実は…
私達とリンガル達もなんです。
ダリル達が、余りに良い品を納品するでしょ。
(きっと、穴場を見付けたんだ)と、思ったんです。
だから、尾行して穴場を知ろうとね。」
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