ハント11

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「ザルガ討伐隊を率いているのは、グアホートと言うランカーだ。  俺とカリンは、前に会っている。  ファマル達もだったな」 「ああっ。  あの時のランカーね」 ダリルが、頷いてから告げる。 「俺達は、しばらく彼らと行動を共にした。  グアホートは、2人のランカーとチームを組んでいた。  確か名は、アーザンゼスとリュートランだったか…  結構、腕の立つハンターだった。  リーダとしては、申し分ないだろう」 ロゼッタが不思議そうに、ダリルに尋ねる。 「確かにグアホートは、腕の良いランカーだわねぇ。  アタイも、そう聞いてるよ。  けど…  何で、アンタ達が彼らと?」 「以前のことなのだがな。  俺達は、プラティオン鉱などを納品したんだ。  そのことを知ったのだろうな。  尾行する者が現れたんだよ。  そして、不届き者もな」 「ああ、なるほどね。  それらを、取り締まるためにか…」 「実は…  私達とリンガル達もなんです。  ダリル達が、余りに良い品を納品するでしょ。  (きっと、穴場を見付けたんだ)と、思ったんです。  だから、尾行して穴場を知ろうとね。」
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