始業式

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気味が悪くなってきた。 これはなんだ?俺は無視されているのか? 昨日まで普通に笑いあっていたのにか? ありえない。信じたくない。 でも、もしそうなら? そう考えると止まらなかった。 辻褄も合っているような気がしてきた。 なら、この聞こえてくる嗚咽はなんだ? この泣き声は? そこまで考えてあることに気がついた。 廊下側の一番後ろの席、そこからの視線に。 黒く、とても黒く、ずっと見つめていたら吸い込まれそうな瞳がこっちを見ている。 いや、俺を見ている……? この瞳、覚えがある。なんだっけ……。 あの人は確か、望月…さん?
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