ここ何階？

あらたな人

眠りからさめると、エレベーターの扉が奇妙な音をたてながら開いた。Aはただそれを見た。そこにはすらっとした長い足に上品な景色、まあべっぴんさんだった。そのべっぴんさんはAにたずねてきた。『ここはどこですか？』Aはそっけなく答えた『わかりません』Aは女性の名前を聞いてみた。『お名前は？』『佐藤ちえです。』いかにもって感じだった。佐藤は部屋にある危なっかしい武器を見て言った。『なんか戦争でも始まるんですかね？』『まさか』とAは言いはなった。そのまさかがこれから本当にまさかになろうとは…