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「じっちゃん!! ばっちゃん!! ちょっと来てくれ!!」
稜介は大声で叫ぶ。
すると扉が開かれ、閉めきられていた暗い部屋に光が射し込んだ。
「なんじゃ朝から騒々しいのぉ。夜の営みが忙しかったから眠たいんじゃよ」
「稜介、じっちゃんのことはほっときなさい。で、どうしたんだい?」
じっちゃんとばっちゃんはいつものゆっくりとした雰囲気で、稜介の部屋に入っていく。
起きたばかりなのか、少し二人は寝惚けている。
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