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「俺、確かめに行く」
稜介は小さく呟いた。
「無理じゃ稜介！！ 今あの町に近づくのは危険すぎる！！ それに世界中から研究者が集まるのなら、簡単に近づけるとも思えん！！」
「そんなこといったって、確かめに行かなきゃならないだろ！！ 家族だってそうだけど、学校の友達のことだって気になるし、じっとなんてしてらんねぇ！！」
「だめじゃ！！ お前みたいな子供が行ってもなんにもならん！！ 状況ならニュースでも見とればよかろう！！」
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