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校舎に逃げ込むと同時にレーザーが止んだ
俺「ハァ…ハァ…なんやねん…いきなり撃ってきやがって」
すると横から声が聞こえてきた
男声「お…お前泰叶やないか!!まさかチュートリアルってお前の事やったんか!!」
俺「お前!新やんか!!身近な20レベルってお前の事かぁ…」
こいつの名前は、泉 新(いずみ あらた)
同じ学校のクラスメート
親友とまではいかないが、いい友達だ
新「お前始めたんかぁ…Real Online…」
俺「ああ…メールが来てな。しかし、なんだお前のそのばかでかい銃は?」
新の手には1m程ある武器を大切そうに抱えていた
新「ん?これはMISSIONの始めに支給された武器や。自分のレベルに応じた武器が支給されんねん。泰叶はレベル1やからそのちっこい銃やな!」
俺「ちっこい銃ぅぅ?」
新「あるやんけ!お前のベルトの右側みてみぃ!」
俺「ほんまや!…俗に言うP228やんけ…」
確かにベルトにはホルスターがあり、中に銃が入っていた
新「なんや詳しいやんけ…因みに俺はいま27Lvやからこの…名前なんやろ…オリジナルかな?」
俺「見た事ないなぁ…」
新「ってかそんな話してる時間無いわ!!早くあの飛行機潰そう!」
俺「あれを!?」
新「せや!あれを潰したら天晴れMISSIONクリアや!」
俺「せやからて…どないしたら倒せんねん!」
新「あの飛行機はな、船尾が弱点なんや!せやから俺が囮になるから泰叶は後ろに廻って撃ちまくったらええねん」
俺「お…おう…くわしいな…」
新「そうそう!とどめにはこれ使い!」
新がなにやらぼこぼこした球針体の様なものをわたしてきた
俺「なんやこれ?」
新「それはなぁクラッカーって言ってな、真ん中のスイッチ押したら五秒後に爆発してな、半径3m内を破壊し尽くす15Lvに支給される爆弾や。俺の合図に合わせて投げてくれりゃ良いわ」
俺「…だいたいわかった…」
新「ほな先に囮になるわ!!」
新がグラウンドに走りだした
それに合わせて飛行機も新目掛けてレーザーを撃ちまくる
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