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しばらくすると繁華街にでてきた。
ここはロンドン市内でも有数の繁華街でここには無いものはないとまで言われている。
勿論悪の組織なんてものも存在している。
「こんな賑やかなところだとさすがに分からないか」
きょろきょろと辺りを見渡すが探している彼らの姿は見つからない。
しかし探されていたのはローザの方だった。
「ちょいと姉さん時間空いているかい?」
「はっ?空いている訳ないだろうに」
「空いていなくても俺達にはあるんだよ」
ぐいっと話しかけてきた男がローザの腕を強引に引っ張れば人気のない路地に連れ込まれてしまった。
それを見ていた俺は急いで後を追いかけた。
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