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目の前の長机にはアーサーだけのために料理が並べれている。
ここはお客が来た時でもお持て成しの料理を振る舞う時にも使われている。
次々に料理が運ばれてくる。
「んっ?今日は珍しく中華か?」
「はいアーサー様」
料理長のローザはアーサーの隣に立ち並べられる料理の説明をする。
反対側には香が立っていた。
「これは広東料理といって…」
長々と説明される料理達。
料理長の知識には正直驚いた。
「とりあえずいただくとするか」
アーサーは器用に箸を使って料理に手を伸ばしていった。
少しずつ料理は減っていくが何かがおかしかった。
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