罪と咎の果てに
7/13
読書設定
目次
前へ
/
13ページ
次へ
月日は早いもので、今は十八歳になった。 あの『事件』のあと、施設に預けられた僕は、人に迷惑をかけまいと必死に生活してきた。 規則には忠実に従い、自分よりも年下の面倒もみていた。模範生として、必死に……。 そこで出来た親友が健児だった。 健児は生後四ヶ月でこの施設の門の前に捨てられていたらしい。 苗字もわからず、わかったのは残されていた紙切れに書かれた『健児』という名前だけだった。
/
13ページ
最初のコメントを投稿しよう!
1人が本棚に入れています
本棚に追加
広告非表示!エブリスタEXはこちら>>
前ページへ
次ページへ
スターで応援
0(あなた 0)
小さく
文字
15
大きく
狭く
行間
1.8
広く
白
黒
クリーム
ゴシック体
明朝体
まとめてページ表示
指定なし
5ページ表示
10ページ表示
15ページ表示
ページコメント表示
ページスタンプ表示
最後に読んだページを自動で保存
最初のコメントを投稿しよう!