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ドクン…
な、なななっ
なに…これ……
胸がドキドキゆってる…
頭も上手に回らないし…
ぼーっとしちゃう…
なにより今
私の中会長でいっぱいだよ…
私、どうしたら――
「皐月」
ドキッ
今、会長…
わたしの名前呼ん…
ぎゅっ
「!!」
こ、腰に会長の手が…!
ドクン…ドクン…
もうなにも 考えられ な …
「会長…目ぇ閉じて、ください…」
「!」
私今きっと変な顔してる…
熱くってドキドキして苦しくて
もう自分がわからない…
でも…。
私がそういうと会長は
すっと目を瞑ってくれた。
まつげ長いなあ…
無意識に会長に手がのびて
そっと会長の頬に触れてみる。
気のせいか、会長の体がすこしびくっと揺れた気がした。
「…かい、ちょ…ぉ…」
そして私は両手で会長を包み
そっと、くちづけた。
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