EP 02

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ドクン… な、なななっ なに…これ…… 胸がドキドキゆってる… 頭も上手に回らないし… ぼーっとしちゃう… なにより今 私の中会長でいっぱいだよ… 私、どうしたら―― 「皐月」 ドキッ 今、会長… わたしの名前呼ん… ぎゅっ 「!!」 こ、腰に会長の手が…! ドクン…ドクン… もうなにも 考えられ な … 「会長…目ぇ閉じて、ください…」 「!」 私今きっと変な顔してる… 熱くってドキドキして苦しくて もう自分がわからない… でも…。 私がそういうと会長は すっと目を瞑ってくれた。 まつげ長いなあ… 無意識に会長に手がのびて そっと会長の頬に触れてみる。 気のせいか、会長の体がすこしびくっと揺れた気がした。 「…かい、ちょ…ぉ…」 そして私は両手で会長を包み そっと、くちづけた。  
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