連行?いいえ、投降です

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「何か?」 「ふぇ!あの、その。助けてくれてありがとうございますなの!」 「何、気にすることはない。私に巻き込まれた人が死ぬのが嫌なだけさ。ではな」 そう言って俺は白いバリアジャケットを来た少女に背を向け、帰ろうとするが。 「あ、待ってください!貴方を管理局に連れていきたいんですが!!」 「………それは何故かな?」 「さっきの戦い方はどうも馴れている様にしか見えなかったし、それに、貴方は私に巻き込まれた人が死ぬのがって言いました。どう考えても、この事件は貴方も関わっている……だから……」 「私に投降願いたいと?」 「………はい」 ………めんどくさい。 その言葉に尽きるな。 別に管理局に話す義理はないし、そもそも、一部の人間は俺の顔を知ってる奴がいるからな~。 つか、NOって言ったら、力づく何だろうな。 うん、どっちもめんどくさいから投降するか。 「良いだろう。……投降しよう」 「ありがとうごさいます。それでは、着いてきてください」
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