1254人が本棚に入れています
本棚に追加
それで着いて行ってやったさ。
つかここ……アースラじゃね?
懐かしいなおい。あん時は三~四歳位に来たんだっけな。
クロノは元気にしてるかな~。
何て、思い出に浸ってたらさ。
いつの間にか部屋の前で止まってるよ、白いガキ。
「失礼します、事件に関わっている人を連れてきました」
「ご苦労様なのは。……初めまして、僕はクロノ・ハラオウンだ」
………これは何?ドッキリか?
たく、世間狭しとは良く言ったものだぜ。
「まったく。何が初めましてだね。君は、友人を一つ覚えられないほどボケたかね?もっとも、そちらが強引に友人と名乗ってるだけだがね………」
「……君とは初対面の筈だと僕は思うが」
はぁ、マジで分からんらしいな。
しょうがない、素に戻るか。
「おいクロノっち。お前、まさか俺の事忘れたとか言わねえだろうな?……解剖するぞ?」
その言葉を聞いたクロノの顔は……おぉ~、面白い位に変わっていく。
つか、そこのガキも何で驚いてんだよ。
「……ま、まさかお前……咲哉なのか?」
「はぁ、マジで忘れてたのか。つか、何で解剖するぞで思い出すんだよ、何、アレか?トラウマになってんですかこのやろー」
最初のコメントを投稿しよう!