連行?いいえ、投降です

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それで着いて行ってやったさ。 つかここ……アースラじゃね? 懐かしいなおい。あん時は三~四歳位に来たんだっけな。 クロノは元気にしてるかな~。 何て、思い出に浸ってたらさ。 いつの間にか部屋の前で止まってるよ、白いガキ。 「失礼します、事件に関わっている人を連れてきました」 「ご苦労様なのは。……初めまして、僕はクロノ・ハラオウンだ」 ………これは何?ドッキリか? たく、世間狭しとは良く言ったものだぜ。 「まったく。何が初めましてだね。君は、友人を一つ覚えられないほどボケたかね?もっとも、そちらが強引に友人と名乗ってるだけだがね………」 「……君とは初対面の筈だと僕は思うが」 はぁ、マジで分からんらしいな。 しょうがない、素に戻るか。 「おいクロノっち。お前、まさか俺の事忘れたとか言わねえだろうな?……解剖するぞ?」 その言葉を聞いたクロノの顔は……おぉ~、面白い位に変わっていく。 つか、そこのガキも何で驚いてんだよ。 「……ま、まさかお前……咲哉なのか?」 「はぁ、マジで忘れてたのか。つか、何で解剖するぞで思い出すんだよ、何、アレか?トラウマになってんですかこのやろー」
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