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《何の事です?》
この野郎……しれっとしやがって。
「ん、んん~。うるさいな~」
あ、どうやら起きたようだ……。
「あれ~……ここは~」
「おはようさん」
「……君……誰?」
「俺はお前のマスターだ。一応産みの親な」
おいおい、一応マスター登録はしてるぞ。
「……あ~、本当だ~。登録してある~。宜しくね、マスタ~」
「宜しく。因みに、俺は倉沢咲哉だ、んでこっちが」
《インテリジェントデバイスのクライドです》
「宜しく~。えっと……私の名前は?」
………忘れてた……。
どうするかな~………あぁ~、これで良いや。
「お前の名前はインテだ」
「インテ?……むぅ~、じゃあそれで良いよ。宜しくね、咲哉!」
何故か呼び方がマスターから咲哉に変わったし。
そして。
「何で抱き着く」
「咲哉~咲哉~!」
《インテ!マスターから離れなさい!?》
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