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(咲哉凄い!)
《流石ですねマスター。ですが、何故口調を変えているのですか?》
「……ノリです」
咲哉サイドアウト
「なっ!あれはユニゾンデバイスだったのか!」
「……う……シグナム……?」
どうやらヴィータが目を覚ました様だ。
「目が覚めたか」
「あ、あぁ。……あっ!あの化け物達は!?」
「落ち着けヴィータ。見ていれば分かる」
「見ていればって!……てか、あいつら誰なんだよ!しかもあの男、武器も何にも持ってないぞ!?」
それは見ていて私も思った、さっきユニゾンし、それからデバイスを解放したが。
武器らしいものは見当たらない。
だが、何かある。先程もいきなり強い風が吹いたと思ったら、化け物は吹き飛ばされた。
「恐れているなか、前に出るのは勇敢な事だと思います、ですが……甘い!ハァァァ!」
ズバン!
「グッガァ……」
バタン!
「なっ!斬った……!?武器持ってないのに!?」
「……不可視の剣……か……」
魔力量も剣の技術も私より遥か高見にいる……凄い。
世の中にはこれ程凄い騎士がいたとは……戦ってみたい……。
剣を交えてみたい……何時しか私は、奴の剣技に見惚れていた。
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