模擬戦、認めて貰うために

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》》》 全員自分のバリアジャケットを展開する。 「………さて。行きますよ!?」 俺は剣を構え、地面を蹴る。 「テートリヒシュラーク!!」 赤色の髪の奴が技を放つ。俺のスピードに合わせたか……。 ガキン! 「なっ!」 俺はそれを剣で受け流す。 「アクセルシューター!」 「プラズマランサー!」 げっ!おいおい、二人あわせて40位はあるぞ!? 「くっ………」 「シュート!」 「ファイヤ!」 シュンシュン! 全てのスフィアが俺に飛んでくる。 俺は当たらない様に、プロテクションで防ぐ。 「固い!」 「はやて!」 「ブラッディダガー!」 「ま、まだ増えるんですか?」 はやてと呼ばれるガキの頭上に、十数本の赤い刃が浮かんでいる。 そして、それも俺に向かって放たれた。 「くっ……流石にキツいですね……エクスカリバー!」 《カートリッジロード!》 ガシャン! 薬莢が地面に落ちる。 俺は剣先に魔力を流す。 「風よ……荒れ狂え!!」 ゴオオオ!!! 凄まじい風が生まれる。 その風は、全てのスフィア、刃を吹き飛ばす。
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