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指環
記念日にと渡した指輪
高い物じゃないけど
君は笑って喜んだ
有難う って何度も何度も
綺麗な笑顔を向けて…
それが 照れ臭くて
ちょっぴり冷たくあしらった
喜ぶ顔が見れて何より
なんて恥ずかしくて
言えそうもなかった
君は 嵌めていい?
と訪ねてきたね
勿論 その為の指輪
でも 左手はダメ
どうして?
首を傾げて問い掛ける
それは…ね?
それは 左手の指輪は
もっと大人になって
君を貰う その時の為に
まだ 空けてて欲しい
僕が 左手の薬指に
嵌めるから…
君を 世界一
幸せにすると
約束したらその手に…
(C) ko^ya
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