衝撃の再会

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「今日から皆の担任になる佐伯です。えっとー全員揃ってるかしら?」 「僕の隣空いてますけど。」 先ほど美沙に席を奪われた小太り眼鏡君がオドオドしながら立ち上がった。 今にも倒れそうな真っ青な顔してるし、大丈夫なの? 「何あれ、超ウケんだけど。」 「ちょっと…みぃ。」 みぃは責任を感じることもなくお腹を抱えてゲラゲラ笑っている。 ――…小太り眼鏡君ごめん。 「えーとそこは……あ……いいわ。HR続けましょう。」 ――…何? 教壇に置いてある名簿を見た瞬間、先生の顔色が段々青ざめていく。
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