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――…それからどうやって家まで帰ったのか覚えていない。
真っ暗の部屋の中ピカピカ光る携帯を開くとみぃからメールがはいっていた。
“莉衣どうしたの?サボるなら言ってよ、付き合うのに。あの小太り病院送りらしいよ、ウケんだけど。“
薬を持って行かなかったから病院送りになったのだろうか――…。
「最悪、明日小太り眼鏡君に謝らなきゃ。」
今日は何だか疲れた。
布団を頭まで被って泣いていたらいつの間にか深い眠りに落ちていた。
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