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「瞬!瞬!」
目を開けたら、リカの顔が近くにあった。
ビックリして飛び起きた!
「な、なに?」
「そんなにビックリした?
ブランチしよーよ。
夜も朝も、寝たきりなんだもん。」
‥疲れたまってた上に昨日の騒動で、眠り込んだみたいだ。
「お口に合えばいいんだけどね。」
リカは、サンドイッチにサラダにスープを作ってくれていた。
「ウマッ!」
めちゃくちゃ美味しい!
どっかのカフェにきたみたいだ。
「よかったー!
ね、食べ終わったら、ビーチに行かない?」
リカと向かい合って座っていて、身を乗り出してきた。
それにしても、これだけスッピンで綺麗なら、女優級だな。
「え、ダメ?」
「べつにいいけど。」
じっと見てくるから、特に寝起きの俺には堪えて、目を合わせられない。
「行こう!
すーごい気持ちぃよ!」
27歳のわりには、元気すぎる。
リアクションもイチイチ大きくて‥
なんかエネルギッシュで羨ましいかも。
「瞬!」
リカは大きく目を見開いて、両片の人差し指を海に向かって指した。
「行く?」
子供みたいにワクワクしてるリカがウケる。
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