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お酒がまわって、寄った碧は、俺に近づいてきた。
俺は、その都度、身を反らしながら拒否をした。
｢樺島 碧はリカちゃん達の事、知ってるんじゃない？｣
この様子を見て、海はリカに耳打ちしていた。
｢それは…ないと思うけど。｣
｢それか、いつものあーいう感じなのか。｣
リカは何も言えないでいた。碧が元カノなら、可能性はあると思った。
こんな時、堂々と自分達が付き合ってると言えなかったり、そんなそぶりが出来ないなんて嫌だった。
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