261人が本棚に入れています
本棚に追加
「うわはははは」
「あはははは!おじさん面白い!」
「儂、アホやろ?」
背中に手を回すが届かないよ、とジェスチャーしている。
それを見た俺達は、笑いを音にすることができない。
息ができな・・い・・・
「お腹痛い、苦しい・・・」
「あははは、・・はぁはぁ」
息を整えるために結構な時間を要した。こんなに笑ったのはいつぶりだろうか。
「おっちゃん、ジッパー下ろしてやるよ」
「私も手伝う!」
美晴が愉しそうにおっちゃんに抱きつく。
俺達は短い時間で打ち解けることができていた。
最初のコメントを投稿しよう!