第 1 章

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      チラッと桃を見ると、にた~っと不気味な笑みを浮かべていた。 「ふふん♪さすが美智!よくぞ気づいてくれました~!!」 私の目の前に立って、くるんと1回転をした。 「黒髪飽きたから、ピンクメッシュいれてパーマかけたの♪制服も赤リボンじゃなくてピンクにして~、それからカーディガンもピンクだよ♪スクバもピンク系の物いっぱいつけたの♪んで、携帯もピンクー!!」 口が止まらない桃をしらっとした目で見続ける。 これが、高校入ってからの習慣だ。      
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