プラス三年後

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ある扉の前で、俺は静かに紅茶を飲む ここは廊下なのだが、ソファーと小さなテーブルを造り出した 扉の前ではセラフィムが行ったり来たり その少し離れた場所で、フェンリルがぐるぐる回ってる ソファーに座っている帝王、バハムート、ライも何やらソワソワしていた 有志「お前ら、少しは落ち着け、貴様等があたふたしていても何も変わらないのだから」 あまりにもうざったいので注意してしまった セラ「お前は落ち着き過ぎだろ!!」 フェン「だって初めてなのだ!心配なのだ!」 バハ「お、俺は落ち着いてる…」 ライ「ドキドキするなぁー!」 帝王「ミリー、ミリー、ミリー…」 こいつら駄目だ。 有志「これでは誰が父親かわからんな」 そう、扉の向こうではミリーが新たな命を産み出す為に頑張っているのだ 俺も、心配ではあるし、期待もある しかし、こいつらほど見苦しくない なぜ俺よりも緊張しているのだ? タタタタタ 駆けてくる足音と共に、弟と友人が現れた キリ「兄さん!産まれた!?」 ケイ「産んだのか!」 サク「有志が産むわけじゃねぇよ!」 ルイ「ここに居るんだからまだだろ」 カレン「あぁ!ミリー!頑張って!」 はぁ… うるさくなった .
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