一、『アリクイの舌・千切れる』
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――ええ、私は今とても楽しいのですよ 私は答えた。 するとうさぎさんは嬉しそうににんまりしながら、 「あなたは誰なのですか? 街では見ない顔ですね」 ――街? ここは森でしょう? 森にしか見えないわ 私は森の木々たちを一瞥し、訊ねた。
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