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刹那は雷海の方を向き直し 話始めた
「信じてもらえないと思うけど
今神界では魔界が天界を滅ぼそうとしていて
魔界奴ら死界の闇の封玉(ほうぎょく)を盗んで行きやがったんだ」
「うん それで?」
「魔界奴らに勝には人間界の所にある唯一神使える場所に行って光の封玉を持って帰らなきゃ行けないんだ」
「……」
刹那の話はまるで未知の世界の話に近かった
雷海は真剣には聞いたが信じる気はさらさらなかった
「っで私が上から堕ちてきたと言う訳だ」
「………」
刹那の話は終わった見たいだ
でも雷海は一回ため息をしたら動かなくなった
いゃ……
動けなかったのだろう
今の雷海の頭は混乱の真っ最中なのだから
「……ふぅ」
刹那は息を吐いて
固まってる雷海を見て呆れた
「その顔は信じてないみたいだけど 別に信じてもらう為に話した訳じゃない
ただお前が【話せ】と言ったから話したまでだ」
刹那は鼻をフンッと鳴らし雷海を見た
(そうだよ 俺……自分で聞いといて何も言えないのかよ… でももしこの話が本当だったらこいつは天使で俺の住んでる上ではまさに戦争ってか )
雷海は自分の頭の整理で一杯一杯で刹那の話を聞いていなかった
「もぅ~いい加減にしなさいよねぇ‼ 別にあんたなんかしてもらおうなんて考えてないちゅ~の‼」
刹那は雷海の部屋のドアを開けて翼を広げた
「……でも助けてくれて有難う」
「‼」
刹那はドアから飛んで行った
最後の刹那の声を聞いて雷海はハッとした
でも
そこには刹那は居なかった
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