大橋部長のある一日

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響は饒舌とまでは言わないものの心地よいテンポで会話をし、 あきもまたそのテンポに引き込まれるように会話をし、時間はあっという間に過ぎていった。 そして帰り際響は少しためらうように口を開いた。 『あきさん・・・、良かったら今度は二人で会っていただけませんか⁉』 響は真剣なまなざしであきの顔を見つめた。 あきは少しためらいながら笑顔でこくりと頷いた。 『はい・・・、私でよかったら・・・』
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