大橋部長のある一日

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三人は居酒屋の席に座り注文をするやいなやあきの友人は響に質問攻めを始めた。 『響さんはどんなお仕事をされてるんですか⁉』 響はあきの友人に少し圧倒されつつもにこやかに答えた。 『あっ、あぁ僕は大学院の研究室に残って少しばかり科学の研究をしてるんだ。 あきさん達はどんな仕事をしてるの⁉』 あきが答える間もなく友人は割って入って答え始めた。 『私は保険関係の仕事をしててあきは特凶の・・・』 あきはまずいと思い友人の口に手を当てた。 響はその仕草を不思議に思いつつもしっかりと友人の言葉を聞き取り頷いた。 『二人とも大変なお仕事をされてるんですね。』 そのように三人の会話輪まり上がり時間はいつの間にか過ぎていった。
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