変態(?)兄と 普通の妹

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「ん…む…」 重い…。 恐る恐る、目を開ける。 「…。 ……。 ………」 小さな谷間に、よく知った人の顔があった。 「こんの…。 クソ兄貴~!!」 バキッ!! クリティカルヒット!! お兄ちゃんは白目をむき、ひくひく痙攣しながら倒れている。 「ふー」 私はわざと兄を踏み(お兄ちゃんは踏まれると「ぐえっ」と呻いた)お兄ちゃんの部屋で制服に着替えたのだった。
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