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「雪合戦をします」
何故??
why?
だがナツキは真面目な顔をしている。
「その心は?」
「見よ!!」
ナツキは窓の外を指指す。
そう…今日はかなり雪が降っていて、積もるぐらいだ。
っと、いうよりかなり積もっている。
「こんなに雪が積もっているのに、何もしないのはもったいない……」
「……勝てば賞品もある」
匂いを嗅ぎ付けチアキが現れる。
そしてナツキとの間に火花が散る。
「…いいだろう、30分後庭で………」
うちは家が2つ繋がっているので、庭は結構な大きさだ。
「……わかった。今から準備する」
チアキが準備という言葉を使うとなんかものすごくコワイ。
チームわけはどうするのかな?
やっぱ俺&カナ&ナツキVSチトセ&チアキかな?
「さてっ、雪合戦の後に食べるおしるこでも作ってやるか。」
俺はキッチンに向かった。
鍋におしるこを作り始める。
「何をしているのですか、シェフ?」
いきなり後ろからカナが顔を出してきた。
「おしるこを作っているのだよ、ムーシュ」
「ムーシュって誰だよ!!」
……ひどい。のってあげたのに………
「ナツキが雪合戦やるっていうから、終わった後皆で食べようと思って……聞いてないか??」
「ううん、聞いてるよ。ユキ兄、覚悟してね!!」
どうやら俺はチアキ側らしい。
少し寂しくなるが、まぁいいだろう。
おしるこを完成させ、セーターやマフラーを付けて庭にでる。
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