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「くそっ!」
俺は家の周りをまわりながら、ナツキの攻撃を必死でかわす。
そうしているうちに最初の場所に戻ってきた。
「こうなったら、やってやる!!」
俺は雪をかき集めて玉を作っていく。
「ユキ兄、お命頂戴♪」
何で楽しそうに言う?
「第二射、用意」
チアキは再びカナを5秒で沈めたバズーカを構えている。
「ヤバッ!?さらばユキ兄」
うそん!?
ドォォォォン!
「のぉぉぉぉーーー!!!!!!!」
ユキナ:戦闘不能
「フッ、余裕だな」
チアキはバズーカを降ろしながら勝利の笑みを浮かべている。
「ったく、バズーカなんかどっから持ってきたんだよ!!」
食卓でおしるこを食べながら、そんなことを聞いてみる。
「皆もってる」
うそつけ!!
死人がでるわ!!
「それより賞品は??」
「ユキ兄」
「…………はっ?」
「わかった」
待て待て待て。
「何でだよ!!」
「ユキ兄、新しい本が欲しい。一緒に来て!!」
俺は腕を抱えられてそのまま拉致られていった。
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