第4話 溶けちゃわないかな!?

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しばらくして、1階のドアが開く音がして俺は目を覚ました。 時計を見ると現在は午後2時30分。 「あれっ、早いな??」 しかし、いつもの元気な声の『ただいま♪』も聞こえない。 「まさか、泥棒か!?」 俺はそう~っと下に下りて確認することにした。 ドォォォォン! 「どーん???………………って、えええぇぇぇーーー!!!」 なんだか庭の方から凄まじい轟音が聞こえてきた。 俺は急いで庭に駆け出した。 「なんだ!!!」 リビングから庭に出ると、雪合戦でお馴染みチアキ特製殺人バズーカと白目向いたババァが倒れていた。 「おばあちゃーーーん!!!!」 俺は駆け寄りバァさんを ペシペシ と叩いて目を覚まさせようとした。 「おい、バァさん、しっかりしろ!!」 するとバァさんの目が左右全く逆の円を描いて黒目が現れた。 (円を描く時点でかなりおかしいが……) 「ひぃっ!!!」 「おぉ~、ユキちゃん」 「バァさん大丈夫か!?」 「えぇ、大丈夫じゃよ」 俺はとりあえずバァさんを家に入れ事情を聞くことにした。
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