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仕事
ある日俺は親父から電話が鳴った
親父「おぉ今から事務所来い」
俺「何で?」
親父「いいけ来い」
俺「分かった」
俺は事務所に行くため家を出た
事務所に着くと親父はソファーに座っていた
顔色が少し悪い
元々肝臓が悪かった親父は入退院を繰り返していた
親父とはごく普通な会話をして、帰ろうと思った時 又親父の口が開いた
親父「お前ヤクザなるんか?」
俺「なるよ」
親父「本当になるんか?母ちゃん怒るぞ?」
なぜか母ちゃんの心配をしている
俺「中学の時から決めとう事やけ、なるよ」
親父「じゃあ18歳なるまで仕事しよけ
それまでにパクられたら話しならんけの」
俺「仕事?」
親父「おぉ」
俺「分かった」
親父「仕事決まったら又連絡するの」
なぜか仕事を始めなくてはいけなくなった俺は、若干不満があった
今まで仕事という仕事はした事がない
キツイ事もしたくない
しかし親父が言う事なら仕方がない…
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