ウサギ

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そんな幸せは 長くは続かなかった ウサギは気づいてしまったのだ 太陽のその輝きは 太陽のその微笑みは ウサギに向けられたものではないのだと 太陽は誰に対しても優しく 誰に対しても暖かい ウサギはその大勢の中の一人でしかなかったのだと ウサギは気づいてしまったのだ
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