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俺が転校してきた九月の事
風紀委員としてつまらない事をしていたから、部活をしたいと思い好きな音楽が楽しめる軽音部の部室のドアを開けた
「あれ?どなたですか?」
「風紀委員の腕章が…」
「あたし達悪いことしてないよ!」
「こ、これは、先生のお土産で…」
「あわわわわわわ!」
ガチャ…
一旦ドアを閉めドアの上に付いているプレートを見た
【音楽室】
「あってるんだよなぁ…」
チラッ
ガラス越しに中を覗くと
バタバタバタバタ…
急いでお菓子を片付けており机を拭いていた
ジャジャーン…
(あ!ギターの音)
ガチャ
もう一度ドアを開いたら
「愛ちょっと遅れてたぞ!」
「そうですね先輩がちょっと遅かったです」
「あたしもちょっと間違えちゃった」
「珍しいなぁ!ミヤが間違えるなんて」
思いっきり取り繕っていた
「あのぉ…軽音部っすよね?」
『はい軽音部です』
全員が胸を張って言った
いや遅いだろ!
「まあ入った入った!」
「え?」
「ミヤちゃん!お茶とお菓子を!」
「ラジャー!」
「おい!おい!おいー!」
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