永遠~トワに~

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サクヤ💕私はどんどんあなたが好きになってしまう・・・ サクヤのちょっかいは、授業中にまで仕掛けて来るようになった。もう私は授業なんて全然聞こえないぐらいにドキドキが止まらない。クラスメート達に見られていないか、先生に見つからないか、凄いスリル感もましなんだか夢心地だった。その気持ちいいフワフワした気分のまま休み時間になると友達に気がつかなかったか、聞きに行った。何とか先生には今はバレテないみたいだ。まあ席の近くのクラスメートにはバレテるみたいだけど、仕方ないよね😔 といつものように休み時間友達の所に行って話しをしていると、後ろからサクヤに抱き着かれまたも耳元で[結婚しよう!]と‼えっ⁉振りほどこうと、サクヤの手を退けようとしたが、サクヤはよりきつく私を抱きしめた。仕方なくゆっくり振り向きサクヤと向かいあった。[結婚は出来ないよ。私達まだ14歳だし😔][今じゃあなくていいよ🎵][?それじゃあ、いつ?][結婚できる年になったら🎵][・・・ごめんね😖結婚出来ないよ。][なんで?]そう聞いたサクヤの顔がいつもカッコつけているサクヤじゃなく、素朴なサクヤの顔だった。 [私には許婚がいるの。][誰だよ‼][・・・親戚のお兄ちゃん][なんでそいつ?年はいくつ違うんだよ⁉][親が決めてるんだ。うちが本家だから養子を貰う事になってるんだ。][でも、そいつお前の事が好きなのか?][それはないんじゃあないかな⁉だってお兄ちゃん彼女ちゃんといるし、モテるんだよ‼][じゃあ何も出来ない事ないじゃん。]サクヤは凄い力で私を引き寄せて抱きしめた。
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