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ブブブ、ブブブ
葉一のケータイのバイブレーションが鳴った
葉一「ルパンからメールだ」
花花「どうしたの?」
葉一「友達が渡したいものがあるから来てくれって。ちょっと行ってくるわ」
花花「ちょっと待って」
葉一「ん?」
花花「はぐれるといけないからアドレスだけ教えてってよ」
葉一「おほ、いいぜ」
葉一はルパンの指定通り校門前に到着した
ルパン「葉一さーん!」
ルパンが手を振っているのが目に入った
葉一はそちらへ向かう
葉一「渡したいものって何なんだ?」
ルパン「これです」
葉一にショルダーバッグを差し出す
葉一「なんだこれ?」
ルパン「試合に間に合ってよかったです。きっと役に立ちやす!」
バックの中には葉一の愛銃ファルコンに対応したゴム性弾丸2箱、音と少しの衝撃を与える非殺傷グレネード3つ、スモークグレネードと閃光手榴弾2つずつが入っている
葉一「おおサンキュー、助かるぞ」
ルパン「いえ」
葉一「まだ時間あるな、もっかい花花んトコ戻るか」
ルパン「新しい友達で?」
葉一「ああ、ルパンも来るか?」
ルパン「あっしは仕事上大勢の所へ行くのはまずいもんでこれで。
健闘を祈ります」
葉一「わかった、じゃあ後でな」
葉一は花花の所へ戻った
葉一「お待たせ」
花花「何もらったの?」
葉一「秘密兵器!!」
花花「へぇ~、よかったね」
葉一「あれ?第4試合もう終わったのか?」
花花「今終わったとこ」
葉一「結構早かったな」
次はとうとう葉一の試合だ
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