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奈桜「ケチーーー!!」
奈桜がじだんだ踏む
葉一「コッチになんのメリットがあんだよ!?」
奈雄「オホンッ!」
なにやら奈雄は自信があるようだ
すると奈雄は背負っていたカバンからパソコンを取り出した
奈雄「ボクは情報屋です」
カタタタタタタタタタタタタ…
奈雄はタイピングテクニックを見せ付ける
素人が見てもかなりのものだ
奈雄「中学時代葉一さんは同級生のある女性にフラれ、ショックで川に…」
葉一「うわああああ!
思い出させんな!
てかどこをどう調べりゃそんなの出てくんだよ!?」
奈雄「情報屋ですから
そして奈桜は武器の修理師でたとえ銃が爆発しても直せるんだ」
今度は奈桜がカバンを開けた
奈桜「じゃーん!!」
中にはスパナやレンチ、バーナーなど修理道具がギッシリ入っている
ルパン「情報屋に修理師…葉一さん!絶対必要ですよ!!」
葉一「うーん…」
奈雄「ハッキングや偵察も出来ます!!」
奈桜「武器の開発もするよ!!」
葉一は悩みに悩んだ
その末、二人の特技からすると二人が直接戦線に出ることは無いから大丈夫だろうという結論に至った
葉一「わかったよ」
奈雄&奈桜「イェーイ!!」
二人はパンとハイタッチをする
ルパン「んじゃあっしは今日も外で寝ます」
葉一「おぉおやすみ」
奈桜「どうして外で寝るの?」
葉一「変わり者なんだよ」
奈雄「それじゃあボク達は中で寝ますか!」
奈雄と奈桜が部屋に入ってくる
葉一「ちょい待て!!お前達帰れよ」
奈桜「家は昨日誰かに爆破されたよ」
そう言いながらすでに二人は寝床を陣取る
葉一「意味わからんわ」
葉一はあきらめ3人で葉一、奈雄、奈桜の順で川の字になって寝転がった
ストーブが点いているので布団は無くても大丈夫だった
葉一「そういや何でそんなに仲間になりたがったんだ?」
葉一は電気を消して聞く
奈雄「ボク達二人共葉一のファルコンを間近で見たくて」
葉一「あ?ファルコンを知ってるのか?」
葉一は呼び捨てに引っ掛かりながらも驚いて聞く
奈桜「伝説の銃!!!」
葉一「しーっ!お隣りさんから苦情くるから…伝説!?」
奈雄「もしかしてファルコンのこと何も知らないの!?」
葉一「あ、お、おおぅ…」
出発の際、父親に一方的に押し付けられた銃だ
知るわけもない
奈桜「じゃあ教えてあげるよ」
奈桜はそのファルコン伝説を語りだした
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