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ある時ある場所でライラークという人口500人ほどの小さな国がありました
ライラークはウルフマンという狼と人間の間の者達によって支配されていました
ウルフマンは高い身体能力を持っており国民では歯が立ちませんでしたとさ
場所は変わってライラークから少し離れた名も無き村
そこにはまだウルフマンの支配はとどいていませんでした
その村に毎日鉄を打って武器を作っている加治屋の男がいました
名はダイン
ダインは平穏に暮らしていました
ある日とうとう村にウルフマンが攻め込んで来ました
ウルフマン「3日後までにこの村の金、作物全部ライラークまで持ってこい」
村長「そんな、無茶苦茶な!」
ウルフマン「遅れたら皆殺しだ」
そう言い残しウルフマン達は去って行った
村人「とうとうこの村もウルフマンのものか…」
村人達は絶望する
ダイン「ウルフマンを倒すことは出来ないんですか村長?」
村長「今まで数々の名うてが挑戦したが誰ひとり勝てなんだ…」
ダイン「そんなに強いんですか?」
村長「やつらはどんな武器も効かないんじゃ」
ダイン「どんな武器も…」
その後ダインは加治場にこもった
二日経った
ダイン「出来たぞ!!」
村人達はすでに貢ぎ物を用意していた
村人「何が出来たんだ、いいから早く手伝ってくれ」
ダイン「ウルフマンに通用する武器が出来たんだよ」
村人はダインの言うことを誰ひとり信じなかった
そんな村人を放っておいてダインはライラークに行くことにした
その武器の使い手を探すために
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