依頼

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葉一は目を覚ました どうやら奈桜の話を聞いているうちに眠ってしまっていたようだ 時刻は午前8時 奈雄と奈桜はすでに起きていた 奈桜はテーブルの上で背を向けて何かしている 葉一「何してんだ?」 葉一は後ろから尋ねる 奈桜「ファルコンのメンテナンス」 葉一「ファルコンいつの間に!?」 腰のホルスターにファルコンがいないことに気付き慌てる 「全然手入れしてないみたいだね、ダメだよ!」 葉一「え?その…やり方わかんなくてな…」 葉一は恥ずかしそうに頭をかく 奈桜「これでよし!!」 奈桜はスパナを置いた 葉一「すげぇ、新品みたいじゃねえか」 奈桜「前より命中精度上がっているハズたよ」 葉一「サンキューでございます!」 ファルコンは生まれ変わったようになっていた それを葉一は丁寧にホルスターにしまった 奈雄「葉一~何か届いてるよ!!」 奈雄がポストからティッシュ箱ぐらいの大きさの小包を持ってきた 葉一はそれを受け取り差出人を見た 葉一「実家からだから多分仕送りだろう。ありがたやありがたや」 葉一は小包をテーブルに置いておいた 葉一「ルパーン!!起きろ~」 外で寝ているルパンを窓からたたき起こす ルパン「ひゃいっ!!」 葉一は年のわりにかわいい反応を見せたルパンに少しイラッとする 葉一「んじゃ~朝飯はルパンのおごりで出前でも頼むか!」 奈雄&奈桜「やったあ~~!」 ルパン「えぇ~!?」
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