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葉一『俺も入れろ!!!』
二人とも振り返り一旦葉一へ銃を向ける
両方ハンドガン一丁ずつ
二人はニヤニヤしていた
どうやらグルらしい
葉一「二人してアイツをやったのか?」
横腹を撃たれた男を見ながら言う
「おぅ、おめぇで再現してやるよ!!」
一人が吠える
見た目通りバカそうな話し方だ
葉一も銃を構える
父から譲り受けた愛銃“ファルコン”だ
葉一(勢いで出しちまったけどまだ人がたくさん…!流れ弾が危ないか…)
―戦闘成立―
ダダンダダダン!
「ヒャッハアァー!!」
いきなり二人が乱射してきた
が、銃弾は空気を裂いてビルにの壁に当たった
「コイツギリギリでよけてんのか!?」
流れ弾を減らすため葉一は低姿勢で二人に向かって全力で走る
ダダダダダン!
二人は焦りまた乱射する
が、同じ結果だ
葉一は右側のよくしゃべる方の男へ間合いを詰めた
「な!?」
すかさず開いた口にファルコンの銃口を突っ込む
そのまま三発ぶち込んだ
パンパンパン!!
男は痛みで失神した
ゴム弾だった
もう一人がそれを見てひるんだが、なんとか立て直して大声を上げて撃ってきた
ダン!ダン!
やはり葉一はそれを最小限の動きでかわす
同じパターンだ
間合いが詰んだ
すでにファルコンの銃口は男の口の中にある
葉一「わりぃ、確か四発目実弾だわ」
男は目を見開き
「なぜ俺達の弾が当たらない…?」
葉一「オレは人並み外れた動体視力のおかげで弾丸がスローに見える。避けるのなんて楽勝だ」
「能力者か…」
男はとても驚いている様だ
葉一(それにしても口に銃が入っている状態で上手に話すな…コイツ能力者か?笑)
「参った」
男はハッキリとそう言い銃を地面に捨てた
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