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リンディ「まずは謝らせて…ごめんなさい」
昨晩、大泣きしながら眠った翌日
艦長室になのは、フェイト、はやての3人を呼び出したリンディは謝罪していた
すでに艦長室には、クロノ、シャマルがいた
リンディ「本来なら…レインさんは戦いに参加させるべきではなかったの。 それを私はレインさんの思いを取って、戦いに参加させた」
責任は全て自分にあると、言わんばかりの言葉だった
シャマル「リンディ提督は悪くないです。 悪いのは私です…レインさんの状態にいち早く気づいていたのに…止めなかった。 あの時…無理にでも止めておくべきでした」
リンディもシャマルも、レインの事で相当責任を感じていた
その責任を和らげるかのような言葉を言ったのは、意外にもなのはだった
なのは「そんな事…ないです。 レイン君はわかっていたんだと思います…こうなるって事に」
全員がなのはに注目する
なのは「レイン君は…笑っていました。 まるで最初から覚悟していたみたい。 だから、そんな事…言わないでください」
リンディ「なのはさんは…私の事…恨んでいないの?」
なのは「恨んでません。 恨む理由がありませんから」
笑顔で答えるなのはに、リンディも笑顔で答えた
リンディ「ありがとうね、なのはさん」
クロノ「艦長…別の用件を」
リンディ「わかってるわ。 もう一つの用件を言うわね」
なのはに集まっていた注目がリンディに向けられる
リンディ「まずは彼女ら3人の遺体だけど、私が知ってる花園に埋葬する事したわ。 そこなら、静かな場所出し、安らかに眠れるでしょう」
それを聞いた、なのは達が思わず笑顔になる
リンディ「場所も後で教えるわ」
教えてもらったら、すぐにお墓参りに行こう
なのは達はそう決めた
リンディ「そして、最後に敵の事だけ…」
笑顔だったなのは達の顔が引き締まる
リンディ「結局、新しい事は何も分からないままだったわ。 クロノ達の報告通りとしか良いよねがないわね」
なのは「そうですか……」
リンディ「事件の終息も案外早く来そうだしね。 正直、ちょっと拍子抜けかな」
クロノ「艦長!」
リンディ「冗談よ」
リンディはクスクス笑う
リンディ「だから、もう報告する事はないわ。 これでおしまいよ。 みんなお疲れ様」
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